2024年10月7日
〒717-0406岡山県真庭市豊栄1572
次に紹介するのは「はんざきの森」という、オオサンショウウオ(通称 はんざき)に関する施設の密集したスポット。
八景からはんざきの森まで歩くと片道30分程度かかるので、散歩コースというよりはチェックイン前やチェックアウト後の道すがらで寄るのがおすすめです。
こちらのはんざきの森には、はんざきセンターという、オオサンショウウオの保護施設があり、そこではんざきを見て帰るという方は多いと思います。
しかし、それだけではございません。
はんざきセンターのすぐ近くに「はんざき大明神」という、はんざきを祀った祠があります。
はんざき大明神のお話は、戦国時代まで遡ります。
下湯原(はんざきの森辺り)に大きなはんざきが居て、近くを通る人や動物を食べてしまう‥‥と、人々から恐れられていました。
そこで、その大はんざきを退治するために一人の勇気ある若者が、わざと大はんざきに飲み込まれ、短刀を使い、大はんざきのお腹を切り裂いて、大はんざきの退治に成功しました。
しかし、その後、勇気ある若者一家に災いが降り注いでしまいます。
祟りを恐れた村人達が、この地に祠を作り、はんざき大明神としてお祀りすることに。
今でも、8月8日にはんざき祭りというお祭りが行われています。
写真を撮り忘れてしまいましたが、はんざき祭りの際に使う「はんざきねぶた」「はんざき山車」も、この敷地に鎮座しております。